2005年12月16日
読み物(11月分)ノベルス編
11月に読んだ本をまとめてアップ。
ラストはノベルス編
球形の季節 恩田 陸 再読。う〜む、やっぱり消化不良感が残るんですけど。 |
犬はどこだ 米澤 穂信 シリーズ化希望。でも、きっと犬は探せない(笑) |
レインレイン・ボウ 加納 朋子 連作短編集。食堂のおばちゃんトリオ、こっそり好きです。 |
みんないってしまう 山本 文緒 「喪失」をテーマにした短編集。おばあちゃんs、素敵…。 |
ガラスの麒麟 加納 朋子 これも連作短編集。お父さん、がんばって! |
沙羅は和子の名を呼ぶ 加納 朋子 ミステリ短編集。「天使の都」の親子と「海を見に行く日」のお母さん、GJ! |
投稿者 みゆき : 13:59 | ノベルス | コメント (0) | トラックバック
2005年06月07日
読み物(6.7)四季・冬 迷宮百年の睡魔
四季・冬 森 博嗣 |
迷宮百年の睡魔 森 博嗣 |
四季シリーズの第4弾と、ミチルシリーズ(?)の第2弾。
大変良い順番で読んだようです、ワタシ。よもやデビュー作からこんなとこに至る伏線があったとは、思いもよりませんでしたよ。
結局、四季さんはおいくつになられたのでせうねぇ。
投稿者 みゆき : 15:00 | ノベルス | コメント (0) | トラックバック
2005年06月01日
読み物(6.1)日毎の美女
日毎の美女 田辺 聖子 |
お友だちからお借りした本。
「珍味だけど、たぶん君の好み」と言って貸してくれました。
…ええ、貴女の読みどおりですよ。たいそう好みでしたよ。
雑誌掲載時には「新・醜女の日記」というタイトルだったようで。自称醜女の主人公による、職場の美女&美女に群がる男どもの観察日記。ぶはははは、よく見てるなぁ。
投稿者 みゆき : 11:33 | ノベルス | コメント (1077) | トラックバック
2005年05月20日
読み物(5.20)四季 夏
四季 夏 森 博嗣 |
四季シリーズ第2作目。
四季さん13歳のお話。「すべてがFになる」に繋がる事件について。
ん〜、思春期ですねぇ(爆)
他シリーズの人達も、続々登場中。未読の方のために、名前を出さない配慮もしてあります。
投稿者 みゆき : 13:00 | ノベルス | コメント (0) | トラックバック
2005年05月18日
読み物(5.18)四季 春
四季 春 森 博嗣 |
四季シリーズ第1作目。
「すべてがFになる」他で登場した天才・真賀田四季博士の幼少の頃のお話。他の2つのシリーズとも微妙に関連しているようです。(手元に本がないので、この人誰だっけ?と思い出すのにタイムラグが…)
なんかオカシイと思いつつ、まんまとミスリーディングさせられて悶えてみたり。くそぅ。それにしても、天才の考えることはよく分からん。分からないなりに、さすがの四季さんも5歳時はまだまだ未完成だったのだなぁと思いました。
S&Mシリーズ、Vシリーズを読んでいないと、面白さが半減してしまうかもです。
投稿者 みゆき : 10:58 | ノベルス | コメント (0) | トラックバック
2005年05月12日
読み物(5.11)ルート225
ルート225 藤野 千夜 |
ジュブナイルっぽい?
突然、パラレルワールド(というか、なんだかちょっといつもと違う世界)に迷い込んでしまった姉弟のお話。予想外の結末にびっくりしつつ、まぁ、当たり前かともおもいつつ。
普通の中学生の日常が、リアルに描かれていて、こんな子いるよねーと思いながら読んでいました。
それにしても、なんだろ、ルート225って。主人公は中学2年生だから15歳じゃないし。国道225線とか?ま、いっか。
投稿者 みゆき : 13:00 | ノベルス | コメント (0) | トラックバック
2005年05月04日
読書三昧
連休です。
激しくだらけてます。
ボスが急に思いついて、2日がお休みになったため、ばりっと1週間連続お休みになりました。
寝ているか、本を読んでいるか、(意外にも)お勉強しているか。そんな感じで過ごしています。やっほい。
とりあえず、お休みに入ってから読んだ本を列挙。
紗理奈の素 鈴木 紗理奈 以前、TVで流暢に英語を話すので、びっくりした覚えあり。意外性の人だと思ってます。 |
ICO -霧の城- 宮部 みゆき ゲームのノベライズ。ちょっとゲームをやりたくなったけど、これってRPG?それともアクション? |
そらいろのクレヨン 蓮見 圭一 なんとなく、大崎善生に似ているなぁと思ったら、経歴がよく似ていたのでした。 |
さよなら妖精 米澤 穂信 日常は謎に満ちている。…それにしても、物知りな高校生だ。 |
STAR EGG 星の玉子さま 森 博嗣 註:「王子さま」ではない。哲学なのか、はたまた物理学なのか。大混乱。 |
マーマリング・トーク 杉浦 さやか 元はフリーペーパーだったのだとか。 |
私のおでかけ小物術―イカシた小物を見つけたの 平野 恵理子 ま、普通にモノ絡みのエッセイですね。小物術っていうか。 |
「ひとりの時間」を楽しむ本 吉元 由美 おっと、以前にも読んだことのある本だった… |
5年後の夢をかなえる「自分育て」 小林 由紀子 んん〜、いまいちタイトルと内容が合っていないような。初出が「日経ウーマン」だし、この前読んだ「シゴトのココロ」に近いかんじかな。 |
投稿者 みゆき : 17:28 | ノベルス | コメント (1) | トラックバック
2005年04月15日
読み物(4.15)肩ごしの恋人
肩ごしの恋人 唯川 恵 |
直木賞受賞作。対照的な2人の女性の友情の物語。ほんとは恋愛小説らしいのだけれど、離婚騒動に不倫に近親相姦、ディープな問題があっけらかんと描かれていて、なんか、「そんなことはどうでもいいや」という気にさせられてしまう。
主人公の1人の、るり子。きーっっ、なにこの女ーっ、サイアクー!!、と思っていました。中盤くらいまで。でも、良いか悪いかは置いておいて、自分のポリシーに忠実に生きているってことですわね。ムカつくし、実際にお友だちにはなりたくないタイプだけど、不思議とだんだん憎めないキモチになります。ああ、もう1人の主人公の萌のキモチが分かってきたわ。
投稿者 みゆき : 13:23 | ノベルス | コメント (0) | トラックバック
2005年04月06日
読み物(4.6)孤独か、それに等しいもの
孤独か、それに等しいもの 大崎 善生 |
短編集。喪われたものに囚われた人々の、決別と再起の物語。かな?再生、とは違うと思う。喪われたものは、戻ってこないから。
良い意味で、簡素で無駄のない文章。だからかな?物語全体に静謐な雰囲気があると思うのですよ。
投稿者 みゆき : 14:23 | ノベルス | コメント (0) | トラックバック
2005年04月05日
読み物(4.5)ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね
ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね 岡崎 京子 |
短編集。だけど、詩のような、散文のような、マンガのネームのような。
ワタシはこの方のマンガは、ほとんど読んだことがないのですが、数少ない読んだマンガの雰囲気が、たしかこんな感じだったなぁと思い出しました。透明で、残酷で、空虚で、濃密な。ひどく矛盾してるけど、そんなかんじ。
よく似たタイトルの本があったなぁ。…思い出した。内田春菊の「あたしのこと憶えてる?」だ。…全然違うじゃん…。
投稿者 みゆき : 13:24 | ノベルス | コメント (0) | トラックバック
2005年03月24日
読み物(3.24)夏の約束
夏の約束 藤野 千夜 |
芥川賞受賞作。らしいです。<知らなかった。またしてもジャケ借りしてきました。前回はエッセイだと思い込んでいましたが、今回はヤングアダルトだと思ってました。また、だまされた(笑)
ゲイカップル、元男性の美容師、不倫中のアパートの住人、障害者の兄をもつ売れない小説家、職場の後輩に嫌がらせを受けるOL。世間ではマイノリティに属する人々の、特に何があるわけでもない、普通の毎日。
たとえばゲイだからといって毎日が波乱万丈であるわけはなく、普通に仕事して普通にごはん食べて普通に遊びに行ったりするわけですわ。それを、さも特別であるかのように思うほうが、なんか変なんだなぁと、思ったり。この本でも、周囲の人は、特に気にするわけでもなく、受け入れてる。かえって、いちいち反応する男子児童がアホの子のように見えるし。
さらりとした語り口にだまされそうになるけど、結構深いテーマなのかも。
投稿者 みゆき : 13:26 | ノベルス | コメント (12) | トラックバック
2005年03月23日
読み物(3.23)劫尽童女
劫尽童女 恩田 陸 |
えっと、恩田作品にはよくあることだと常々思っているのですが。
途中まではホントに面白いんです。
で、終盤から消化不良ぎみで、目の前に卓袱台があったら、ひっくり返したくなるんです。
今回は、主人公の少女の特殊能力が身体的なものだったうちは良かったんですけどね。その後は、「あぁ、やっちゃった…」ってかんじで。ラスボス(?)も、そこまでしつこく出てくるなら、なんでそんなに犬に執着するのか、そのへんをもう少し書き込んでくれれば良かったんですけどね。これじゃあ、ただの変質者だよ…。
でも、途中まではホントに面白いんです。ラスト2ページくらいも、良かった。なので、読後感は悪くないです。
投稿者 みゆき : 13:09 | ノベルス | コメント (0) | トラックバック
2005年03月16日
読み物(3.16)恋の休日
恋の休日 藤野 千夜 |
表紙の写真が美味しそうで(笑)、ジャケ借りしてきました。なんとなく、エッセイかと思っていたら、短編集でした。
ディープなテーマが、さらりとした語り口で描かれております。これは喜劇か?と思わせておいて、底のほうでしみじみした哀しみがあるかんじ。
けっこう好きかも。他の本も探してこよう。
投稿者 みゆき : 13:44 | ノベルス | コメント (0) | トラックバック
2005年02月28日
今日の読み物(2.28)
今夜誰のとなりで眠る 唯川 恵 |
しばらく山本文緒ばかり読んでいたのですが、そろそろ行きつけの図書館の蔵書は読み尽くした感があるので、今度はコバルト出身直木賞作家つながりで、こちらにシフト。
最初は、「登場人物が多すぎだぜー。相関図をくれー。」と思ったのですがね。最初だけね。
なんていうか、じわじわと後からココロに染みるかんじのお話。
ワタシ的には、シングルマザーになる決意をした女性のお兄さんの、とある台詞にマジ泣きしそうになりました。なんでだろ?きっと、自分自身が誰かに言ってもらいたかった台詞なんだろうなぁ…。
投稿者 みゆき : 18:29 | ノベルス | コメント (3) | トラックバック
2005年02月21日
今日の読み物(2.21)
群青の夜の羽毛布 山本 文緒 |
なんかもぉ、コワイです。ほんとに。山本文緒の真骨頂ってかんじで。
正直言うと、主人公、あんまり好きじゃないんですよね。
ワタシの周りにいたら、ぜったい後ろから寄っていって、グーでガツンと殴ってる気がする。ぶるぶる。
この話に限らず、どうも今まで読んだ山本作品って、陰性の引きこもり体質の女性が主人公のものが多くて、でもって、ワタシは陽性の引きこもり(っていうか、自主的に本を読むため篭ってる?)なもんで、なかなか共感できないとうか相容れないというか。
でもまぁ、ぶーぶー文句を言いつつ読んでるんだから、面白いとは思っているんですが。コワいもの見たさかも。
投稿者 みゆき : 23:12 | ノベルス | コメント (0) | トラックバック
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