2006年06月28日
読み物(6.28)枕草子REMIX
枕草子REMIX 酒井 順子 |
学校の古典の授業で習う枕草子って、ほんとうにごくごく一部なんですねぇ。
でもって、面白いところは全部割愛なんですねぇ。
「負け犬の遠吠え」で有名な著者が、日本初のエッセイストにして都会で働くキャリアウーマン(っていうか国家公務員か?)清少納言の枕草子を、章立てを超えてシャッフルして並べ替えてみると、教科書では分からなかった清少納言の人となりが見えてくる、目からウロコの枕草子解説本。
酒井氏による「今だったらこんな感じ」バージョンもあって、これがまた絶妙にひねりが効いていて秀逸。むかし読んだ「桃尻語訳」とも違っていて、「ああ、あるよね、そういうこと」と妙に納得。
なんていうか、1000年前も今もオンナの園の様子は変わらないのね。
投稿者 みゆき : 14:10 | エッセイ | コメント (0) | トラックバック (6)
2006年06月26日
バトン2種
「好き好きバトン」
お友だちより回ってきました。
うぃす、日記のネタにさせていただきます。
1.好きな色
白、生成り、乳白色など、白系の色。カーキも好き。
2.好きな服装
シンプルな服。
ふんわりした服よりぴったりした服の方が好きかも。
ちびっこなので、あまり横方向を強調したくないらしい。
3.好きな食物
しいたけ。
煮てよし、焼いてよし、生は無理。
弟妹どもはキライなので、奴らの割りあて分は全てワタシの胃の中に…。
4.好きな飲み物
紅茶、コーヒー、日本茶、お酒各種。
あ、ウイスキーはあまりお好みではないかも。美味しい上等なものを飲んでないだけかもしれないけど。
5.好きな動物
柴犬、ミニチュアダックス(スムースの黒で麻呂眉毛に限る)
6.好きな人
家族と友人たち。
7.好きなシチュエーション
寝る準備万端にしておいて、酒宴。
8.好きなトイレ
トイレ?
普通に清潔ならそれで良いですけど。
あ、ニューヨークの紀伊国屋のトイレは馬鹿で好きかも。
4畳半ほどのだだっ広い個室で、隅っこにちょこーんと便器があるの。無駄に広いと大笑い。
9.バトンを回したいほど好きなお友達5人
お友だちは好きですが、バトンは打ち止め。
「地元バトン」
2種類目。ワタシ、元転勤族なので、地元といってもあまりピンとこないですけど。
◆どの都道府県に住んでいますか?
愛知県です。
◆標準語圏に住んでいますか?方言があるなら種類と珍しい方言や特徴を教えてください(例:土佐弁)
名古屋弁圏ですね。
テレビドラマなんかで役者さんが話しているような名古屋弁はお年寄りが話すくらいですが、イントネーションは標準語とは違うと思います。関西語とも違う。
ワタシは中学生のときに標準語圏からこっちにきたのですが、転入そうそう担任に
「放課中に土間の掃除当番の人はザラ板もつって掃除をして」
と言われ、「いつ」「どこで」「なにを」「どうする」のか、全く理解できず、フリーズした記憶があります。
放課後じゃなくて、放課中?それって何時?ってかんじで。
(訳「休み時間中に昇降口の掃除当番の人はスノコも上げて掃除をして」)
◆住んでいる近くの有名な場所などを教えてください(例:通天閣がある)
住んでいる町ではないですが、長久手古戦場跡とか。
歴史好きには有名?
◆住んでいる都道府県出身の有名人や歌手を教えてください
海部俊樹元首相。
って、愛知県でしたよね。
民主党の河村たかし氏も愛知県ですが、彼が話す言葉を普通に名古屋人が話していると思われると迷惑です。あれは地元でもやりすぎと言われている…。
◆地元のここだけは許せない!ということは?
特にないです。
さっさと近隣の市と合併しちゃえばいいのに、とは思いますが。
◆私の地元に住んだらこんなメリットがある!ということをアピールしてください
ものすごい地元の話をすると、徒歩圏内に複数のスーパーがあるので、競争原理が働いて、結構物価が安いです。
◆地元で一番多い名字は?(複数回答可)
今住んでいるところは分からないですけど、実家の方では村瀬、横地あたりですかね。
地主さんらしい。
◆ネット友達で近くに住んでいる子はいますか?
いないです。
っていうか、ネット友だちがそもそもいないです。
◆上で答えた人に先ずバトンを回しましょう。その他5人に回してください
そんなわけで、終了。
投稿者 みゆき : 10:29 | 日々のこと | コメント (49) | トラックバック (18)
2006年06月24日
サブバッグ
明日はお友達の結婚式にお呼ばれしているのですが、パーティーバッグってあまり物が入らなくて結構困るんですよね。
まぁ、こじゃれた紙袋を補助バッグにすることが多いわけですが、せっかくなので、手元にあった布で小さ目のバッグを作ってみることにしました。
で、できました。大きさはB5サイズ。余分な装飾は一切なしの、いわゆる縦長レッスンバッグです。長財布と携帯とキーホルダーを持って、お買物に行くのにも都合の良い大きさかも。
…しかし、久しぶりにミシンの出番だと思ったら、こんな物しか作ってないし。ごめんよ、我がミシン。
投稿者 みゆき : 16:27 | 手作りのこと | コメント (4) | トラックバック (8)
2006年06月23日
読み物(6.23)誤読日記
誤読日記 斎藤 美奈子 |
雑誌に掲載された5年分のコラムをまとめた本です。書評集。
いわゆるベストセラーを中心に175冊を紹介しています。
駄作・トンデモ本・アキレタ本(これは著者の造語)でも何かしら面白がる(「面白い」ではない)ポイントを探し出して、ついでにばっさりと切り捨てる、独特の芸風が笑わせます。ほんと、大御所だろうが有名タレントだろうが、容赦がないな。
ええ、ワタシは大好きです。
投稿者 みゆき : 10:56 | エッセイ | コメント (0) | トラックバック (3)
2006年06月21日
ドッペルゲンガー探偵局
性懲りも無く、こんな遊びにのってしまいました。
「ドッペルゲンガー探偵局」
とりあえず、説明。
ドッペルゲンガーとは、つまりあなたの分身のこと。 何かの拍子にポコッと誕生しちゃいます。 あなたが知らないうちに誕生した、あなたの分身は 今、どこで、何をしているのでしょう。 当、ドッペルゲンガー探偵局が、たちどころに調べてさしあげます。
なるほど。
で、結果。
みゆきさんの分身は、現在、広島で鯉のエサを製造しています。
…広島っすか?
そりゃまた微妙のところに。
あなたはたぶん覚えていないでしょうが、ちょうど1年前、あなたは寝ている時に、偶然、イヤミのシェーのポーズをとったのです。それは、まさに分身を生み出す魔法の寝相でした。その結果、あなたの分身が生まれてしまったのです。
シェーのポーズの寝相ね。
それくらいなら日常的にやらかしてそうな気もしますな。
あなたの分身は、しばらくの間、近所の魚屋で刺身盛り合わせを作るバイトをしていましたが、その後、「ゾーリンゲンみゆき」と名前を変え、究極のチャーハン作りの修行のために、ハワイへ行き、現地の産婦人科で産湯のお湯を沸かすバイトをして生活費を稼ぎながら、修行を続けていました。
ああ、ひょっとしてあそこの魚屋かな?
しかし、チャーハン作りの修行のためにハワイとは、ワタシに似て考えナシだな。
しかし、その後、おたふく風邪にかかったことがきっかけで人生観が変わり、半年前に「ホラッチョみゆき」に改名して、現在は広島で鯉のエサを製造しています。そして、借金の返済で四苦八苦しています。 時には、ちんどん屋さんのかっこうをして、象の背中に乗って遊んでいます。
おお、それはすまんかった。
ワタシ、おたふく風邪にかかったことがなかったのよね。
予防注射は打ってあるけど。
さぞ悪化してひどい目にあったことでせう。
…っていうか、つっこみどころはそこか?
そんな彼女にも悩みがあります。それは、会社の上司のいじめがひどくて、出社拒否症を起こしていることです。
上司をいじめかえすくらいの気概が欲しかったよ。
現在は、分身の方が、あなたより、27%苦労しています。あなたの分身の異性の友達の数・・・16人
ま、その程度なら大した苦労ではないでしょう。
達者で暮らせ。
彼女から、あなたへのメッセージ 「近くの松の湯がとうとう廃業してしまいました。自宅に風呂がないので、とても困っています。これからは片道30分かけて、隣町の梅の湯へ行くしかありません。」
あら気の毒に。
案外片道15分くらいのところに竹の湯とかがあるかもしれないから、地道に開拓してください。
投稿者 みゆき : 10:32 | 日々のこと | コメント (0) | トラックバック (18)
2006年06月20日
読み物(6.20)海馬―脳は疲れない
海馬―脳は疲れない 池谷 裕二 糸井 重里 |
はぁ。
最近、どうも腰まわりに肉が付いてきたような。
まぁ、もうすぐみそじーですからね。
仕方がないので、いつものストレッチのほかに筋トレも取り入れている今日この頃。
それはそうと、この本。
脳科学者の池谷氏とコピーライター(?)糸井氏の対談をまとめた本です。
専門書ではなくて、一般の人にも分かりやすく最新の(と言っても3〜4年前か)脳科学を紹介しています。理科好き文系人間のワタクシにはたまりませんな。
この本の中で、「ほほぅ」と思ったのが、「30歳を越すと、脳の働き方が変わる」というもの。なんでも物事と物事を結びつけて考える力が飛躍的に伸びるのだとか。
なんか、そういうことを聞くと、がぜん三十路を迎えるのが楽しみになるというものじゃあないですか。わくわく。
投稿者 みゆき : 11:09 | スタディ | コメント (1) | トラックバック (4)
2006年06月19日
読み物(6.19)幸福論
幸福論 小倉 千加子 中村 うさぎ |
なんていうかもぅ、笑えるほど話がかみ合っていない対談本です。
「幸福について」というお題で話しているのですが、両者の考える幸福像が全然違うんですね。せめてベクトルが真逆とかだったらそれなりに議論になったのでしょうが、全然違う方向に向かっているから、どうにもならないかんじ。
両氏もそれが分かっているのがありありと伝わってきて、だんだん気の毒になってきました。中村うさぎとか、何度「私の言ってること、分かります?」と発言したことか。議論になりようがないからか、小倉氏のコメントもなんかどんどん投げやりなっていって、中村氏の発言の言葉尻をとらえただけの意味のないつっこみになってるし。それでもなんとか自分の考えを伝えようとしている中村氏がなんだか哀れでした。
まあねぇ、中村氏はこと自身の依存症に関しては、かなり長い時間をかけて考え続けて、一応の答えらしきものを見出しているので、いまさら他人がとやかく言ったところで認識を変えるわけでもないしね。
そんなわけで、痛々しさだけが残る本でした。
投稿者 みゆき : 11:28 | 他 | コメント (0) | トラックバック (7)