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(2006/07/29更新)
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Yonda?への
五臓六腑 編

1999/10/7〜12/23

41 生きものたちの部屋 (宮本 輝)
エッセイ集ですな。輝サマの書斎と、書斎の中の小道具と、輝サマの周囲の人々のお話。万年筆と絵具の話がツボ。文房具好きなもので・・・。
ところでこの輝サマの書斎なんですが、かの阪神淡路大震災で廃墟と化してしまったそうで。うむむむむ。皆さんご無事でなによりです。しかし、地球儀はどうなったのだろう・・・?
◆◇◆
42 河童が覗いたヨーロッパ (妹尾 河童)
小学校の時の国語の教科書に、窓の形と気候の関係を書いた個所が載っていましたねぇ、そういえば。泊まったホテルの内装とか、電車の車掌さんの制服とかが事細かにイラストと手書きのコメントで紹介されています。旅行ガイドとかそういうのじゃないけど、これを読んでいると旅行に行きたくなりますね。しか〜し、ワタシは言葉は苦手だわ、コミュニケーションがとれるほど絵は描けないは・・・。
◆◇◆
43 流しのしたの骨 (江國 香織)
江國香織の描く女性って、どうも一風変わったひとが多いと思うのだが、これはまた格別かも。変だと思っていても、どこが変なのか上手く言えないあたりが。変なのは女性ばかりじゃなくて、6人の家族全員がなんか変だ。そういえば、帯にも「少し変」って書いてあったし、裏表紙の解説にも「ちょっと変」って書いてある。そう思うのはワタシだけではないということだ。
◆◇◆
44 世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド(上) (村上 春樹)
怖いもの見たさっていうか、きっとまたのたうちまわると思いつつ、手にとってしまった村上春樹。案の定。
「世界の終わり」と「ハードボイルド・ワンダーランド」のふたつの話が交互に出てくる。上巻では両者がどう関わってくるのか、さっぱり見当がつかない。なになに、いったい何?
◆◇◆
45 世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド(下) (村上 春樹)
んで、下巻。ふたつの世界の接点が明らかになり、徐々にシンクロし始める。謎が謎のまま終わったような気がするけど、別に謎解きなんて必要ないし。「わかる」とか「わからない」ってのもこの際関係ないでしょう。なにやら不思議な読後感である。
ええ、おもしろかったですよ。電車、乗り過ごしてしまうくらい。
◆◇◆
46 私たちが好きだったこと (宮本 輝)
お人好しの、お人好しによる、お人好しのための共同生活はいかなる終焉を迎えるか、という話。<ほんとか?
映画化もされたらしいです。主演は岸谷五朗氏であったという。ああ、目に浮かぶようだよ。
作中で触れられてた、「自分の作品から出された問題で38点しか取れなかった」という作家は輝サマ本人らしいぞ。
◆◇◆
47 魔術はささやく (宮部 みゆき)
ミステリーで魔術(ってほどでもないか)を使っても良いか、という問題は置いておこう。
いつも思うのだが、構成がすんばらしいよね。
2〜3冊の本が書けそうなくらいの話題がつまっているのに、理路整然と収まるところに収まってしまう。全然関係なさそうな話題も、絶妙にリンクしてたりして、気が抜けない。「謎は全て解けた!」と思っても、作者の罠だったりするし。してやられた。
◆◇◆
48 夢見通りの人々 (宮本 輝)
オムニバス形式の長編。商店街の住人たちが順番に主役になったり脇役にまわったりして、話が進んでいく。
輝サマ作品の中では、あんまり好きではない方の部類に入るかも。各章、なんか後味が悪い終わり方だと思うのだ。おいおい、そりゃあナイっすよ、と思ってしまう。う〜む、なぜ?
◆◇◆
49 水無月の墓 (小池 真理子)
怖いです。夜、ひとりでは読めません。いや〜ん、背中がゾクゾクしてくるですよ。そんなわけでほとんど日中、電車の中で読んでいましたね。顔をひきつらせながら。いや、最初っから最後まで怖いわけじゃないんです。最後の1ページくらいで「ひぃぃぃ〜〜(>_<)」と思うくらいで。
やっぱり夏の夜に読むのがお勧めでしょう。間違っても冬に読んではいけません。
◆◇◆
50 買った 買った 買った (原田 宗典)
以前読んだ本(15・16 こんなものを買った)の続編です。前作があんまり面白かったんで、続きを買ってしまった次第。
合計61品のお買い物日記。ばかばかしい。あまりにばかばかし過ぎるっ(注:褒めている)

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