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(2006/07/29更新)
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亭主戦力化計画

 我が家の家事は、特に分担制も当番制も設けておらず、「気付いた方がやる」&「ねぎらいの言葉(”でかした!”とか”ご苦労!”とか。ねぎらい?)をかける」という暗黙のルールのもと、日々行っております。今のところ、「洗い物が片付かない!」とか「洗濯した服がない!」とか「友達を家に呼べないほど散らかってる!」という状況に陥ったことはないので、それなりにうまく機能しているのかしら?

 それぞれの家庭によって、事情は様々なのでしょうが…。

 仕事と家庭の両立。言うのは簡単ですが、実際にやってみると、結構シンドイです。さらに育児もやろうと思ったら、ひとりの力では無理だなぁと、ワタシは思っています。

 自分は目が回るほど忙しいのに、ダンナは一切家事をやらない。それがどうにも不満だと感じるなら、ひとりで何もかも抱え込まず、ダンナを戦力に仕立てる算段を練るのも、また一興かと。

 うまくいけば、猫の手よりも役に立ちますから。
(2005/02/19)

家事する男の作り方
著 者 百世瑛衣乎
出版社 出版文化社
価 格 ¥1,365円(税込)
ISBN 4883382753
発行年 2002/10

2人でやれば、早くすんでゆとりができる。たいへんさだってわかるし、一緒にやれば少しは楽しいし。
 この本は、パートナーの男性に毎日家事をやるように仕向ける、「実践ワザ」をつめこんだ本です。家事の方法をレクチャーした本ではないところが、ポイントです。
 著者が実際に夫を家事の現場に誘い出すためにあみだしたワザは、おだて、なだめすかし、時には強硬手段と、多岐にわたります。これらを駆使し、さらには血液型別や兄弟順、年上か年下といったタイプ別に、どのワザが効果的かという攻略法も伝授しています。
 また、自分たちだけではなく、次世代も見据えた提言として、子供のしつけにも触れています。「かたづけない(掃除をしない)のは、男の子だからじゃなくて、しつけてないだけだろ!」…ひそかに名言と思います。
 男女共同参画時代(というか、ぶっちゃけ夫婦共働きじゃないと食っていけない時代)である現在、家事も協力してできるのが理想ですね。

妻のピンチだ夫の出番!―おやじの家庭科
著 者 じゃおクラブ
出版社 協同図書サービス
価 格 ¥1,835 (税込)
ISBN 4787470108
出版年 1995/08

早い話、奥さんに突然寝込まれたらどうする?
 奥さんのピンチ時に、ともかく家事を切り抜けるノウハウを中心に、「粗大ゴミ」「濡れ落ち葉」と言われない自立度を身に付けるための指南書、といったところでしょうか。
 奥さんのピンチと聞いて、真っ先に思い浮かぶのは病気でしょう。この本でも病気のときに食べられる料理のレシピ(おかゆに始まって、回復時に栄養を摂るためのミネストローネまで)に、1つの章を設けて重点的に紹介しています。
 中級編では2〜3日の旅行に出かける奥さんを快く送り出せるように、父子が食い繋ぐためのメニュー(いきおい鍋物、丼物、麺類が多くなるのはご愛嬌)や、普段の掃除・選択、応急手当の方法などを。また、奥さんの留守中に「急に実印が必要!」といった状況になっても慌てないために、日頃からチェックしておきたい事柄についても取り上げています。
 寝込む前にこの本を押し付けて、後には退けない状況で現場に引きずり込んでみます?
 ちなみに、「じゃおクラブ」というのは「おやじ」を逆にしたネーミングで、中高年を中心に、地域社会でのネットワーク作りを目的としたグループなのだそうです。

男には男の家事がある
著 者 沖しげる・沖幸子
出版社 プレジデント社
価 格 ¥1,470 (税込)
ISBN 4833417596
出版年 2002/09

それをすることで家庭の役に立つことならなんでもいいではないですか。
 元キャリア官僚で経済政策の専門家である夫と、ベンチャー清掃会社社長にして「暮らしのエッセイスト」である妻の共著です。タイトルだけ見ると、なんとなく男の料理(食材、道具にこだわり、手間ヒマかける)礼賛、みたいな内容かな?と思いましたが、良い意味で裏切られました。
 家事のスペシャリストである妻から手ほどきをうけながら、掃除、買い物、料理を体験して、家事における基本的な考え方をマスターしようとする夫。その体験を通して、男性にとって受け入れやすい理屈や理論を見出すというのが、この本のテーマです。
 経歴が経歴だけに、家事を企業活動に置き換えて理解しようとする傾向が強いようです。買物を「仕入調達作業」、収納を「適正在庫」、献立を考えることを「企画」などなど。それで納得して家事に対する抵抗感がなくなるのなら、物は言いようという気もします。

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