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(2006/07/29更新)
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お箸の国の人だから

 文字通りホントに自慢ではないのですが、ワタシはお箸が正しく持てません。

 一応、母の名誉のために付け加えるなら、母は人様にもお褒めの言葉をいただける美しい箸使いの人なのですが、どんなに根気良く教えても、ワタシの箸使いは正しくならず、ついに匙を投げてしまったのです。
 そのため、ワタシは無様な箸の持ち方のまま大きくなってしまいました。

 転機が訪れたのは大学3年生のときです。ワタシは卒論の指導もテーブルマナーも厳しいと評判の先生のゼミに入りました。
 案の定、食事会の時に先生の真正面に座ってしまったワタシは、箸の持ち方のマズさを指摘され、きちんと直すようにやんわりと(しかし有無を言わせぬ迫力で)たしなめられました。
 それから、ワタシの第二次お箸トレーニングが始まりました。母に教えを請い、食事時に四苦八苦しながら練習をつづけた結果、人様が見て気にならない程度のおかしさ(でも、よくよく見るとなんか変?)というレベルまで矯正できました。

 そんなわけで、ワタシは未だお箸が正しく持てません。
 その代わりに、お箸が正しく持つことは大事だと人様よりちょっとだけ真剣に考えたりできるのです。
(2006/07/31)

究極のお箸
著 者 高橋隆太
出版社 三省堂
価 格 ¥1,785円(税込)
ISBN 4385361924
発行年 2003/12

小さな手にも、大きな手にも、優しい手にも。
 箸と箸置を中心とした漆器・陶器・和雑貨を扱うお店、銀座夏野の店主でもある著者の本。素材や手法、用途などで分類された、お箸の美しい写真を中心に構成されています。見て楽しむ芸術品のようなものから、普段使いにぴったりの日用品まで、その種類の多さにびっくりします。
 お箸なんて100円ショップなどでも簡単に手に入るものですが、毎日使うものなのだから、もう少し丁寧に選びたいものだなぁと思いました。



箸づかいに自信がつく本―美しい箸作法は和の心
著 者 小倉朋子(監修)
出版社 リヨン社
価 格 ¥1,365 (税込)
ISBN 4576052217
出版年 2005/12

「まずは箸の持ち方から!」
 箸の正しい使い方と正しく使うための練習方法(お母さん向けの子供への教え方なんてのもあります)。それに食器の扱い方や食べるときの姿勢といった食事周りのマナーについて書かれている本です。豊富なイラストで図解しているので、大人の女性だけではなく、中高生にも読みやすい本なのではないかと思います。
後半、会席料理など実際の食事シーンを想定して、お箸の使い方とマナーを紹介している章があるのですが、これなんかは「箸使いには自信あり!」という人にも参考になりそうです。お椀のふたはどこに置くべきか?なんて、知っているつもりでもアレ?と思うことってありますよね。

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